おはようございます。
管理人のAMISHOです。
今回の記事は『うまくいっている人の考え方』(ジェリー・ミンチントン著)をもとに、僕が実践してきて≪体験したこと≫≪考えたこと≫≪気付き≫≪関連情報≫を発信しています。
今回は「ムダな判断に執着しない」についてです。
本書では『第1部:7.自分のまちがいは堂々と認める』にあたります。
第1部は『自分を好きになる』がテーマとなっています。
自尊心を高める、自信を持つなどいろいろ表現方法がありますが、結局は「自分を好きになる」ということです。
ひとつひとつはとても簡単な習慣ですので、取り掛かりやすいものから少しずつ実践してみてください。
間違いを認めたくない心の正体
「間違いは素直に認めるほうが人間として成熟しているよね」
という考えです。
しかし、多くの人は自分がまちがいや失敗をするということは認めない。「受け入れようとしない」と表現したほうが良いかもしれません。
なぜ受け入れられないのかというと、「自分は正しい」「自分は間違ってない」ということに固執しているからです。
気持ちは分かります。だれだって間違っているより正しいほうが安心しますからね。
けれど…いつも正しい必要はあるのか?ってことです。それよりも「人間なんだから間違うこともあるよね」「次は気を付けよう」くらいの感覚で過ごせたほうが断然ラクに生きられると思います。
こんな感じの悩みや揉め事には、ある共通点があります。
・その判断への『執着』
先ほどの話を例にすると…
「私は正しい」と自分を『判断』していて、その判断に『執着』しているということです。
これは自分だけの話ではなく「従業員とは~であるべき」「上司は~でなければいけない」「男性(女性)は~であるべきだ」なんて一般化を盾にして判断に『執着』していませんか?
この「判断」と「執着」が掛け合わさると「悩みのタネ」へと変化していくのです。
ひとつずつ解説します。
ムダな判断
ここからは『反応しない練習(草薙 龍瞬 著)』の一部紹介となります。人間関係や感情のコントロールにおいて「これほど参考になる本はない!」というくらいの超良書です。
私の人生においても、何度も参考にさせていただいてますが、ぜひ一度手に取って繰り返し読むことをオススメします。
さてさて…話を戻して『判断』について。
判断は先ほども説明したとおり「〇〇は~だ」「~でなければいけない」「~であるべき」などです。
他にも「良し・悪し」「好き・嫌い」「他人の噂話」「自分や他人の性格」なども判断ですね。
本書では「判断」を以下のように伝えています。
「判断」は自分がそう思っているだけの『妄想』という解釈です。
この表現は大好きで、あたまの中にあったモヤモヤがスッキリしたのを覚えています。
『執着』が悩みの原因
「判断」の次は『執着』について解説します。
判断するだけなら自由です。
単に「~はこういうもの」「~は良い・悪い」だけで済みます。
本書の言葉を借りるなら、勝手に『妄想』しているだけだから無害ですよね。
しかし、その判断(妄想)に『執着』してしまうと悩みが生まれます。
冒頭の話に戻りますが、自分の間違いを認めない人というのは「自分は間違ってない」ということに固執している。つまり、「自分は正しい」という判断に『執着』しているんです。
「判断」に気が付く
じゃあ、どうすれば良いのか?
まず、『判断は単なる妄想なのだと理解すること』これが大切だと本書には書かれています。そのうえで、そもそも原因となる「判断」をしないことを勧めています。
でも「判断しない」ってかなり難しいですよね。いきなりは無理です。
そこでまずは「判断したと気づくこと」から始めると良いみたいです。
これは「イラっとしたときの対処法」でもお伝えした【ラベリング】ですね。
『あっ!いま判断したな』と気が付く練習をしていく。すると「判断は妄想」と理解しているので、妄想に執着することもない。
少しずつ取り組んでいくことで、徐々に気づきも多くなり『心おだやか』になっていくのが感じられると思います。
何度も言っちゃいますが、この「反応しない練習」は人間関係や感情のコントロールにおいて「これほど参考になる本はない!」というくらいの超良書です。ぜひ一度手に取って繰り返し読んでみてください。
~まとめ~
・「~であるべき」という判断は自分のアタマの中にある『妄想』
・判断(妄想)に『執着』すると悩みが生まれる
・「判断しない」ためには「判断したことに気が付く」練習が効果的
今日も良い1日となるように、健やかにお過ごしください。
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